街撮りスナッパーの最初のレンズ選び その2

前回50mmと28mmが好みのレンズだという話しをしたのだが、街撮りスナッパーの最初の一本には、28mmをお勧めする。
50mmレンズの対角画角は約47°で28mmの対角画角は75°。
凡そ1.6倍の画角ということになる。
50mmレンズの画角は人間のそれとほぼ一致すると考えると、28mmの画角は、普段人間が意識している視野よりも1.6の世界を写してくれる。
この1.6倍が何を意味するのかというと、ファインダーを覗かずにフレーミングして、大雑把ではあるが、被写体をフレーム内に収める事ができる範囲という事だ。

恐らく、街撮りスナッパーでなければ、最初の一本は50mmをお勧めするだろう。
しかし、繰り返しになるが街撮りスナッパーの使命は、被写体にいかに気付かれないようにシャッターを切るかなのだ。
28mmよりも広い画角のレンズは、あるのだが、個人的にはこの1.6倍の世界が、もっとも扱い易い。

それでは、実際にどんなカメラ、どんなレンズを選べば良いのか?
結論から言うと、Ricoh GRD IIが今のところ最もお勧めである。
これは、35mm換算で28mmの単焦点レンズを搭載したハイグレードコンデジである。
レンズ交換式カメラでは無い分、非常にコンパクトではあるが、「レンズグルメ」をも唸らせるGRレンズの描写性能は、街撮りスナッパーには、うってつけだ。
さらに、フルマニュアル撮影にも十分たえられる操作性の高さも重要なポイント。
所謂「プレミアムコンデジ」の部類に入る、このGRD IIだが、最近では価格もこなれて来ているし、自分もめちゃくちゃほしいと思っているところなのだ。
この単焦点レンズ搭載のコンデジという、めちゃくちゃニッチなデバイスは、街撮りスナッパーをその気にさせるには十分すぎるほど、かっこいい。
ただ、超個人的な希望を書くと、価格コム等でも一部言われていたが、Ricohは是非ともマイクロフォーサーズに参加してGRレンズを供給してほしい。
今のところデジタル一眼レフは作っていないが、非常に優れたレンズを作る事ができる数少ないメーカーだ。
恐らく、GRレンズが使えるというだけの理由で多くのユーザーがマイクロフォーサーズボディを購入する事だろう。

話は戻って、カメラ及びレンズの選択だが、勿論ズームレンズでも良い。
ただ、街撮りスナッパーとしての実力を付けていく為に絶対的に必要なのは、画角感なのだ。
であるなら、最初は練習の意味も込めて単焦点を選ぶべきだし、単焦点とズームでは、価格対性能比で単焦点の方が有利なのだ。

ほかにも単焦点プレミアムコンパクトならば、SIGMA DP1も選択肢に入ってくる。
ただ、今回はレンズをフューチャーした選択なので、GRD IIを選択した。
銘玉と呼ばれるGRレンズで是非とも街撮りスナッパーデビューをして頂きたい。

またまた話しは変わるが、「どうせ、こんなブログまともに読んでる人なんていねーだろ」と思いつつ書いていたのだが、ここ数日、想像以上のアクセスを頂いている。
本当にありがたい事だ。

また、ご意見、ご感想、質問、苦情、つっこみ等々全て歓迎なので、コメントを寄せていただければ幸いです。
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by tks-thekid | 2009-01-17 13:48 | 四方山話し
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