続きの続きの続き

せっかく一眼レフを買ったのだから、シーンモードばかり使わずに、マニュアル、また半マニュアルを使って、所謂「作画意図」というやつを写真に反映させてみようじゃないかと言うことで今日の話し。

カメラの上部には、P A S Mや人が走ってるマーク、風景のマーク、星空のマーク等々が書かれたダイヤルが配備されている。
そのダイヤルの事をモード設定ダイヤルと言うのだが、PとかAとかSとかMは恐らくのところ、あまり積極的には使われず絵文字のところ、所謂シーンモードばかり使ってはいないだろうか?
それも悪いとは言わない。
しかしそれは、自分のイメージした絵を作るわけではなく、カメラのレコメンドに従っているだけだ。
勿論、カメラがそのモードで一体何をするのか?という事を理解して使用するのであれば、そこに撮影者の意図を反映させる事もできるのだが、直接的では無いし、「写真を撮っている」という充実感を味わうには、十分だとは言えない。

殆ど人が使ってるカメラはデジタルカメラなのだがら、ちょっと冒険してアルファベットのところにダイヤルを回してみよう。
何はともあれ、お勧めはAである。

このAは、絞り優先AEというモードになる。
AEとは、自動露出(Automatic Exposure)という事なのだが、全て自動という訳では無く、半自動という感じで理解して頂ければよいと思う。
どういう設定かというと、撮影者が、任意の絞り値を設定してやると、カメラの露出計が測光した露出情報から自動で適切なシャッタースピードを選択してくれるという機能だ。
このモードを使う事で、主に被写界深度をコントロールした写真を撮る事ができる。
また、だいたいの光の量がわかるようになれば、自分が決めた絞り値から、瞬時に大方のシャッタースピードがわかるようになる。
個人的にも、殆どのケースでこの絞り優先AEを使用している。

例えば、人物写真。
女性を綺麗に撮るには?という話しは良くある事で、綺麗の基準を一概には言えないが、やはり被写体を浮かび上がらせるように抜いて撮るのが定石だろう。

とりあえず、デジイチについてくるキットレンズで撮る場合、自分の作画意図を反映させる為には少し極端にやる必要がある。
まずレンズは望遠一杯に。
F値は開放。大方キットレンズであれば望遠端の開放F値は5.6くらいだろから、その値に。
望遠端なので、構図を決める際には少し被写体から距離を開ける必要がある。

ここでシャッターを切っても良いのだが、これだけでは、まだ30点、いや20点くらいか。

では次は何をすれば?という事になるのだが、本来の写真を撮る工程を考えると上記の前に入る作業が実はある。
それは「光線状態を読む」という作業だ。
逆光なのか順光なのか斜光なのか。
被写体に対して、どの方向に光源があり、どういう角度から、どういう強さの光があったっているのか、画面内の部分部分で輝度差はどれくらいか等々を読む作業である。
おそらくのところ、写真で最も奥が深いのが、このファクターだ。
勿論、今まで書いてきた事もその内容は、上っ面をなぞっただけの事だったのだが、初歩的な事がわかれば後の事は写真を撮っていくうちに自然と身に付いて行き易い内容であった。
しかし「光線状態を読む」は即ち「光線状態を制御する」ことであり中々、単純なケーススタディが他のファクターようには行え無いのだ。
誤解を恐れずに言えば、これができる人がプロの写真家なのだと思う。

という事で、今回はこれくらいにして次回は、「光線状態を読み制御する」話しを。
自分もただのアマチュアなので、適切な内容の文章が書けるかどうかは、正直自信が無いのだが・・・
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by tks-thekid | 2008-12-19 11:00 | 四方山話し
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