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未来に道なんて必要ない

アメリカでガソリン価格が日本時間5/14現在、史上最高値を更新したらしい。
これは少なからず日本のガソリン価格にも影響がある事なのだが、ものすごくうれしい。

何喜んでんだバカヤローと怒られそうだが、うれしいものは仕方無い。

一体何がうれしいの?と言うと・・・
このままガソリン価格が高騰し続ければ、アメリカの原油に対する価値観が根底から覆ってくれるんじゃないかと、短絡的に考えているからだ。
事実、カトリーナ以降、様々なニュースを見聞きする限りではアメリカの原油や燃料に対する価値観がわずかではあるが、変わりはじめているような気がする。
特に、自動車に関してだ。

今回は史上最高値という事でカトリーナの時よりも値段を上げているわけで、本気で方向転換しないと、行き詰るという事を末端まで浸透させる良い機会になるのではないだろうか。
でかくて速いだけでガソリンばらいまいて走るアメ車はもう売れないということを。
個人的にはあまり好きでは無いが、低燃費車では、世界№1のトヨタが、車の売り上げでも世界1になったのだし、今後この流れは止まらない気がする。
いや、止まらないどころかますます加速するだろう。

アメリカは発明の国だ。
本気出せば、環境に全く影響を与えないような代替エネルギーを開発できるのはでないのか。
しかし、合理主義の国でもある。
合理主義のアメリカ人としては、安くて手っ取り早い原油があるのに、わざわざ時間とお金をかけて、新しいエネルギーを開発する必要など今までは無かったわけだ。
しかし状況は変わってきた。いやむしろここ数年で一変したと言ってもいいだろう。
バイオ燃料がガソリンの代替燃料として取り沙汰され、世界の食料供給のバランスまで狂い100%オレンジジュースだの、マヨネーズだのが値上がりしているような今、アメリカは本気にならなければいけな局面を迎えている。
というか、本気を出してほしい。
っつーか本気出せ。
本気のアメリカ製のエコカーを見てみたいのだ。

今まで出遅れた分を取り戻すほどの革新的なエコカー作ってほしい。
ハイブリットカーみたいなちまちましたインチキエコカーでは無く、それは、まるでバックトゥーザフューチャーのドクが作ったデロリアンDMC-12の改造車のように、バナナの皮などの残飯を突っ込めば走ってしまうような、そんな車を期待しているのだ。
デロリアンはDMC-12を一台作っただけでなくなってしまった自動車メーカーだが、これを期に復活してみるというのも良いのではないだろうか?
コマーシャルには、バックトゥーザフューチャーのドクがバナナの皮を燃料タンクに突っ込む映像などを使えば宣伝効果抜群だろう。

というか、ここ数年いろいろな意味でアメリカは世界の嫌われ者になってしまった。
世界中の価値観から大きくずれてしまった、ちょっとあほな国として世界中から嘲笑されているイメージが定着してしまった。
俺の大嫌いな、あの猿のせいというのが最も大きいのだが・・・・

ともかくアメ車の復権は、ドクにかかっていると言っても過言では無い。
否、アメリカのイメージ回復、世界の中のアメリカ、世界のリーダーアメリカの復権がドクにかかっているのだ。




時間旅行まではまだ期待はしていないけどね。


「未来に道なんて必要ない」
byドク・エメット・ブラウン(バック・トゥ・ザ・フューチャーより)
by tks-thekid | 2007-05-17 08:41 | 四方山話し
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