センサーサイズがカメラ重量を決める時代は終わった?

まずこの二台のデジタル一眼レフカメラのサイズ比較を見て頂きたい。

EOS 5D Mark II 幅x高さx奥行き 152 x113.5x75 mm 重量 810 g
EOS 7D 幅x高さx奥行き 148.2x110.7x73.5 mm 重量 820 g

大きさこそEOS 5D Mark IIの方がわずかに大きいものの重量では10g軽い。
御存じのとおり、EOS 5D Mark IIはフルサイズセンサーで、EOS 7DはAPS-Cサイズである。
性能面では、センサー部分を外して考えると7Dの方が高性能と言える。
しかし、価格差は売り出し価格で2倍以上の差がある。

このことからわかるのが、撮像素子がカメラの価格を左右している事は現状も変わり無いが、重量の面では大きな影響は無いという事だ。
以前にも書いたがフルサイズセンサーが安くなれば、より安価なエントリークラスのカメラにも価格的に搭載可能となる。
そう考えると、APS-Cサイズのセンサーを乗せたカメラは過渡期の遺物となるのかもしれない。

今デジタルカメラのトレンドは”高感度耐性”と”ハイビジョン動画”である。
改めて考えると、この二つのトレンドはフィルムカメラでは全く関係なかった事である。
フィルムカメラでISO1600以上のフィルムを常用していた人など、ごくごくわずかだろうし、ISO1600のフィルムのノイズは結構すごい事になっていたので、あまり使いたい感じではなかった。
また、フィルムカメラの時代に、スチルカメラで動画を撮りたいなどという欲求自体あろうはずも無いのだ。

結論すると、デジタル一眼レフは、フィルムカメラをベンチマークとして考えた時に、もう既に行きついてしまっているという事だ。
それと同時に、新たな次元での進化と競争が始まったとも言える。

ここで個人的かつ妄想的な希望。
ニコンには是非とも、FM3Aデジタル的なカメラをフルサイズセンサーで作って頂きたい。
FM3Aがディスコンになって久しいが、ディスコン直前の売れっぷりを見ると、ニコンユーザーのMF派はまだまだ根強いと思われる。
実売価格で15万円程度だったら、馬鹿売れするような気がする。
現状D700が20万前後で売られているのを見ると、実売15万は現実的なところだと思うのだが、いかがだろうか。
動画機能などはけしていらないし、ライブビュー?なにそれ?でいい。
そしてEPSONはそろそろR-D2をフルサイズで行ってみようじゃないか。
価格はR-D1と同等程度が望ましいだろう。
本家ライカに気を遣ってしばらくは様子見状態だったのだろうが、CCDに拘らずα900と同じCMOSセンサー載せちゃえば充分できると思うのだが。
尚且つ本家には無いゴミ取り機能もしっかりつけてほしい。
絶対にバカ売れする。

両方ともコストパフォーマンスを考えると、センサーは必然的にCMOSになり、低感度側がきつくなるのは否めないだろう。
基本ISO200からで、拡張設定でISO100対応にして、シャッタースピードは1/2000まであれば、きっと誰も文句は言わない。
いや、俺は言わない。

あと、ペンタックスが細く長く生きていくのならLXデジタルだろう。
これも当たり前にフルサイズ。
もうアホなマニアしか買わない事間違い無しだが、そんなアホは大好きだ。
となれば、オリンパスはOMデジタルをフルサイズで作るしかないでしょう。

ソニーとキヤノンは、黙々と淡々と今の路線をどうぞ。
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by tks-thekid | 2010-03-09 18:18 | 四方山話し
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