カメラの見本市

カメラの見本市と言えば、アメリカのPMA、ドイツのフォトキナが双璧をなしている。
日本でもPIE(Photo Imaging EXPO)があるのだが、何故かPMAやフォトキナほどの盛り上がりが無い。
カメラと言えば日本なのにである。
実は、そのPIEが様々な事情から2009年で終了する事となり、今年から、カメラ映像機器工業会が単独でCP+(カメラ&フォトイメージングショー)というイベントを行う事となった。

新しく、日本でカメラに特化した見本市を開催するという事で、今まではPMAやフォトキナを重視する傾向にあった日本メーカーも、今年はCP+に照準を合わせてきているようである。

その為か、先に行われたアメリカのPMAは、例年に比べてイマイチ盛り上がりにかける内容であった。
ソニーのミラーレス機の発表等はあったものの、その他のメーカーは大きな発表は控えている様子だった。
となれば、否が応でもCP+への期待は高まってくる。


京セラCONTAXが世界で初めて35mmフルサイズ有効629万画素のCCDを搭載したCONTAX N DIGITALを発売したのは、2002年の2月の事であった。
それから8年の歳月が過ぎ、ようやく35mmフルサイズ撮像素子は一般化し、プロでは無いごく普通のカメラ愛好家でも手が出せるようになってきた。

現在、フルサイズの撮像素子のカメラを持つ日本メーカーは、ニコン、キヤノン、ソニーの三社である。
その三社の中で、マニュアルフォーカス一眼レフの時代から一度も基本的なマウント変更を行っていないのは、ニコン一社のみで、キヤノンとソニー(ミノルタ)はマニュアルフォーカスからオートフォーカスに変更になる際に、マウントを一から設計しなおし、相互の互換が無い状態になってしまっている。
そういう意味で、ニコンのフルサイズ機、しかもセンサークリーニング機能を持った、D700とD3sの二機種は、はじめてニコンの歴代のフィルムカメラを超えたカメラになったと言え、その歴史的な価値は非常に高い。
実は、ニコン以外にも、マニュアルフォーカスの時代から基本的なマウント変更を行っていないカメラメーカーがもう一つある。
それがペンタックスである。
先日も、くみさんから書込みを頂いていたが、ペンタックスが何故フルサイズのカメラを作らないのか、やきもきしているユーザーは多いだろう。
もしかすると、ニコンユーザーよりも、ペンタックスユーザーの方が、オールドレンズに対する、思い入れが強い人が多いのではないだろうか。
そういった意味でも、今回のCP+では、645Digitalと合わせて、フルサイズ一眼レフの開発の発表に期待したい。

ニコンとペンタックスの現在のカメラの最も大きな違いは、”手ぶれ補正”であると言える。
ニコンはキヤノンと同じく、基本的に、ボディでは無くレンズに手ぶれ補正機能を搭載しているが、ペンタックスはボディに搭載している。
どんなレンズでも、手ぶれ補正の恩恵を授かる事ができる、ペンタックスのボディで、コーティングがボロボロになった、タクマーを使うなんて何とも楽しそではないか。
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by tks-thekid | 2010-03-08 13:48 | 四方山話し
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